開放感ある空間に
- 計画中
- 建築中
- 完成
- 施主の本音
計画中
建設中
完成
神戸市にお住まいのH様。
たまたまポスティングされたチラシの不動産物件が気に入り、中古住宅を購入されました。
築18年という微妙な年数でどこまで手を入れるか悩まれたそうです。
1階のリビングの仕切りを取り、和室に続く広い空間を確保し、
フローリングのところをすべてスギの無垢板(洗面所はヒノキ)に張り替えました。
玄関ホールにあった階段をリビングから上がれるように位置を移動し、
和室への入り口をなくし収納スペースに。
玄関上部の吹き抜けをやめて2階を増床しました。
足触りの良いスギの無垢板に変えたことで、お子さんたちが元気に走り回っているそうです。
開放感のある暮らしやすい住まいに変身しました。
施主の本音
絶対条件は「床にムク板」
お住まいに伺うと生後半年の元気な赤ちゃんが!「打ち合わせの最中にこの子が生まれたんですよ」とHさんはにこやかに出迎えてくださった。
コープ自然派のカタログに挟まれている『木族』をよく読まれ、木の家に関心をお持ちだったHさん。「新築や住み替えの予定はなかったんですが、たまたまポスティングされたチラシの不動産物件が気に入り、昨年7月に中古住宅を購入しました。築18年という微妙な年数で、どこまで手を入れるか悩んだんですが、床に無垢の木を張ることは絶対条件でしたね」
リフォーム内容はフローリングのところをすべて無垢のスギ板(洗面所はヒノキ)に張り替え、1階のリビングの仕切りを取り、和室に続く広い空間を確保。玄関ホールにあった階段をリビングから上がれるように位置を移動。和室への入口をなくし、収納スペースに。玄関上部の吹き抜けをやめて2階を増床など。
工事中、大工さんと細かく打合せも。「クローゼットのこの辺に棚をつけてとか、洗面台と洗濯機の間にすき間収納家具もつくってもらいました。市販品では思ったような家具がないんです。私の落書きのような図面を元に議論し(笑)、使いやすいものができました。大工さん手づくりの踏み台もすごく便利です」
ダイニングにカウンターを造作する際は、高さのことで随分迷われたという。
「高くしてキッチンを隠したかったんですが、そうすると子どもの手が届きにくい。最終的に流し台の高さに合わせて正解でしたね。カウンターのお皿を運ぶとか、上の子がお手伝いをしやすくなりました。台所やリビングの使い勝手がよりよくなるように、ガス台とカウンターの間にボードをつけたのもよかったです。これは料理をする主人の強い希望で(笑)」
昨年11月に工事が完了し、新しい住まいに引越しされた。
「開放感があり気持ちいいですね。子どもが走り回っています。カウンターは便利だし、無垢の木の床に張り替えたことで新築みたいと言われます。 ただ、気になるのは冬の寒さ。前はマンション住まいだったのと、うちは住宅街のいちばん北で、北風が直撃するんです。2重サッシの提案をいただいていたんですが…。ガレージに物干しの屋根を取り付ける予定でしたが、それはやめにしました。取り付けるとリビングが暗くなりそうで、なければないでいいかなと。3カ月住んでみて、いろいろわかることがありました。国産材を使うことで、少しでも日本の山に貢献でき、うれしく思っています。」
- 計画中
- 建築中
- 完成
- 施主の本音
所在地:神戸市
主要構造:木造2階建て
設計・施工:
竣工:
工期:
敷地面積:
建坪:
延べ床面積:
建物本体工事費用:約200万円(税別)
本体工事以外に要した費用: