WORKS事例紹介

自然と暮らす家

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自然と暮らす家、着工しました。

今回の基礎の設計は、床下エアコンの気流を意識して丈夫かつシンプルな配置を心掛けました。

それにしても綺麗な鉄筋。毎度惚れ惚れします。

コンクリートの打設も完了し、後は上棟を待つばかり。

遠くに見える山並みが独り占めできる家になるはず、これは楽しみ。

前面道路の使用許可をとり、大きなクレーンを入れての棟上げ。

27坪のシンプルな家の構造が組み上がってきます。

上棟を終えて屋根に上ってみるとこの景色。

初夏の爽やかな風が吹き、夏の棟上げとは思えないほど気持ちよく作業が進みました。

新緑に杉の構造体が映えます。

毎回、この構造を隠してしまうのがもったいなく感じてしまいます。

上棟が完了しました。

コストも考慮して、無駄なく丈夫な構造に仕上がりました。

上棟式ではお施主さんにスイカを頂きました。

スイカを前に満面の笑みの大工さん。若手の星です。

最後に建物の4方を米、酒、塩で清めてゆきます。

生まれたばかりの次男さんも一緒に、家族みんなで棟上を祝います。

一生の思い出になりますように。

棟上げが終わると、屋根と外壁下地の作業を進めます。

窓になる部分が切り抜かれて、2階からの景色が見えてきました。これは素晴らしい眺め!

現場では、庇を作るために大工さんが実寸図を書いてくれていました。

シンプルな家の形だけに、玄関前の庇はデザインの要です。

打合せと検討を進めて、当初の案よりちょっと難しい収まりで納めてくれることになりました。ありがたい。。。

外部ではガルバニウムの屋根と外壁が完成していました。

屋根は和風の雰囲気を引き立てる、瓦の色味に近い銀ねず色。

外壁には、SGL鋼板を使った角波トタンを採用しました。

価格も抑えられながら、スパンドレルのようにシャープで美しい仕上りになります。

色は玄関回りに使われる焼杉との相性を考慮してモスグリーンを選定。

内部の工事もズンズン進みます。

存在感のある太い梁が等間隔に並んでリビングにリズムのある空間を作ります。

玄関には化粧の杉板天井が完成しています。

玄関サッシと高さをピッタリ合わせることで、内外がすっきりと繋がります。

さ、完成はもうすぐです。

 

 

 

 

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完成

ソーラー発電と床下エアコンを備え、ZEH基準のコンパクトな家です。

もちろん許容応力度計算による最高基準の耐震性能を備え、コストを抑えながらも

無駄のない間取りで暮らしやすい家が完成しました。

リビングは南からの光が燦々と降り注ぎ、無垢の杉板と相まって足元がいつもポカポカ。

約13畳のリビングながら、高い天井と吹き抜けや遠くに目線を誘導する設えで、広々とした印象。

吹き抜けは、部屋の広がりを感じるだけでなく、上階の子供部屋や寝室とゆるやかに気配を伝えながら

床下エアコンの温熱をシーリングファンを使って家全体につたえる装置の役割を果たします。

吹き抜けを通る柔らかな光が印象的です。

玄関を入ると高さを抑えた杉板の天井と無垢の下駄箱でほっこりした雰囲気。

シンプルな設えにすることで、子供の成長に合わせて様々なお出迎えの場に変化します。

水回りもとってもシンプル。

柔らかいコルクタイルは、素足にも優しく、お子さんの多い家庭でも床濡れを心配することなく、お掃除も簡単。

洗濯機置き場横の棚は、洗剤を置くのにとっても便利!

勝手口とリビングの中間に設けられたニッチスペースは、男の子2人の家庭でも十分な収納力。

玄関とは別で駐車場から最短で入れ、土間スペースと収納が設けられた勝手口は、ベビーカーや子供の遊び道具もそのまま保管できます。

お客さん用の玄関が散らからないのは安心ですね。

ニッチスペースはそのままキッチンにも通じています。

リビングから見るとこんな感じ。

左手のキッチンとニッチスペースが裏で通じています。

ニッチスペースのグリーンのアクセントクロスが爽やかです。

白で統一したキッチンにはお庭が眺められる窓を設けました。

手元も明るく、お庭で遊ぶ子供を安心して見守れます。

リビングとの間には、手元を隠しながらも、作ったお料理を置ける小さなカウンター。

大工さんの腕が光る棚は、コーヒーカップやちょっとした調味料を置いておくのに最適です。

木の温もりあふれる階段を上ると。

二階の廊下には子供の教科書や本、漫画、なんでも置けちゃうたっぷりの壁面収納。

プライベートな2階にオープン収納を持ってくることで、多少片付かなくても気になりません。

棚の一番上は、風を通すために空間になっているのがポイント。

自然と暮らす家、最大の魅力は立地を生かした2階からの眺望です。

どの部屋も南向きに開口をとりながら、吹き抜けともつながるように配置されています。

窓を角に配置することで広さも感じますね。

ゲストルームからは吹き抜けの板天井を介して外の景色とつながります。

山並みが綺麗!

寝室は黄土色のアクセントクロスと珪藻土タッチのクロスで柔らかい雰囲気。

吹き抜けとつながる押し出し小窓がカワイイ。

外構も仕上がりました。

グリーンのSGL鋼板の角波と焼杉が良く合います。

坂道に水平なラインが映えます。

オリーブやオージープランツをメインに植栽されました。

 

 

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施主の本音

六甲山が眺望できる閑静な住宅街にエコで快適な新築の住まいが完成した。大阪市内から神戸市北区へ引っ越しされたOさんは当初、古い一軒家を借りてお住まいだったが、すきま風があったり、断熱が不十分だったため冬の寒さに悩まされたという。

 

み「物件探しに苦労されたと伺いましたが・・・」

主「定住するつもりだったので、子どもの校区内で中古住宅を購入しリフォームする計画を立てましたが、気に入った物件がなく、南斜面のいい土地が見つかったため思い切って新築することにしました。自然素材の家に関心を持っていたので、工務店は民家さんに決めていました。冬暖かいこと、コミュニケーションがとりやすい間取り、家事がラクなこと、モノが散らからない収納や子どもとキャッチボールができる庭も要望しましたね」

み「ZEH住宅※にされたんですね」

※Net Zero Energy Housの略で、これは省エネの実現と再生エネルギー等の導入で一次エネルギー消費量の年間収支ゼロをめざす住宅のこと

 

主「今後ますますエネルギー問題が深刻になると思うので。おかげで太陽光発電とリビングに設置した床下エアコンの効果はすばらしく、日々省エネを実感しています。とくに床下エアコン足元が暖かく、むくのスギ板から伝わるぬくもりがとても快適です。家自体の気密性が高いので、外から帰ってきたとき暖房を消し忘れたのかなと勘違いすることも(笑)」

み「神戸市北区は冬は大阪市内より5度近く寒くなると聞きますが、すごいですね」

 

13畳のリビングには造り付けのデスク、棚がすっきり収まっており、高い天井と吹き抜け、庭からの景色が広々空間を演出する。

主「コンパクトな設計で無駄がなく、リビングはもっと狭くてもいいかなと思うほどです。収納スペースも機能的に使え、住み心地のいい暮らしにすぐ慣れました。僕は音楽が好きなので、スピーカー台をDIYしようと思っていましたが、せっかくプロの大工さんがおられるのでお願いしました。見た目もキレイで丈夫な仕上がりはさすがと満足しています。長く住み続けると改修する機会があると思うので、家のことをよく知っておられる民家さんなら安心。信頼できる民家さんに施工をお願いしてよかったです。家の中も外も自然を感じられる環境で子どもたちががのびのび育っています。子育て中の若い世代の人たちにこそ、自然素材の家に関心を持ってほしいですね」

 

自然と暮らす家

所在地:神戸市北区

主要構造:構造在来工法 二階建て

設計・施工:(株)建築士事務所 民家

竣工:2022/11

工期:4ヵ月

敷地面積:50坪

建坪:14坪

延べ床面積:27坪

建物本体工事費用:2700万円

本体工事以外に要した費用:300万円