茨木市にて倉庫の新築設計を提案させて頂きました。既存の社屋の横に倉庫を計画します。

言われた通りただ倉庫を設計するのでは意味が無いので、現在の建物の使われ方を観察すると、

屋根付きの外部で作業をすることが多いようだったので、

倉庫の入口部分に居心地の良い外部空間を設けてご提案させて頂きました。

予算に影響しない範囲で、建物のバランスや高さを整えて、

既存の建物と屋根スペースの高さを揃えたりと、ちょっと設計らしいアプローチも含ませました。

外部スペースも気に入って頂けて、イベントや倉庫以外の用途にも可能性のある建物になりそうです。

ちなみに木造倉庫の依頼が昨年末の地域に開かれる倉庫に続いているのは、

鉄骨倉庫等の価格が上がっているのも大きな要因のようです。

構造設計から設計施工まで一貫で行っていることもあり、コスト面はもちろん、

木造でも鉄骨に負けない大空間を作るノウハウが蓄積されて、木造大規模・大空間にはちょっと自信があります。

(上の写真、高さ・幅共に9メートルのスパンの木造倉庫)

土地の形状に合わせて自由に設計できるのも木造の良いところですね。

倉庫、されど倉庫。

同じ倉庫でもちょっと一捻りある建物を建てれたら楽しいです。