DIARY現場日記

シャープミュージアムへ

2022.12.26カテゴリー: 事務所便り

こんにちわ、矢野です。

先々週お休みを頂き、シャープミュージアムへ行ってまいりました。

土日祝は休館で、平日も団体客のみの日があったりと

タイミングが難しい中、うまいこと予約が取れまして、早速奈良県天理市へ。

受付を終えると担当のお姉さんが丁寧に説明をしてくださいました。

こちらがイケメン創業者の早川徳次さま。

もとは早川電機だったのは知っていたけど、

あのシャープペンシルがシャープの作ったものだったとは知りませんでした。

早川さんはもともとベルトのバックルを作っていたそうで、

たまに依頼で海外製のすぐ壊れる押し出し式のペンシルの修理をしていたことがきっかけとなり

壊れないペンシルを作ろうとしたのがシャープペンシルのきっかけになったとか、

「なんでシャープペンシルって名前になったんですか?」と、恐れながら聞いてみたところ

「ペンの細さを強調したくてシャープって名前になったんです」とのこと。

その後、早川さんは関東大震災で大切な家族を失い、従業員の生活を守るため会社を譲り、

災害時に情報の必要性を強く感じてラジオを作り始めたのが早川電機のきっかけだそうです。

徳次さんのパネルの前で丁寧に説明してくださるお姉さん越しに、チラ見えするレトロ家電の数々。

「あ、ごめんなさい。早く見たいですよね」と、心中もろバレながらも

この丁寧な説明無しに展示品を見るのとでは、感慨深さがまったく違ったことでしょう。

初代のラジオから

どこの良家に愛用されたか、気品に満ちた箱入りラジオまで。

どでかスピーカーかと思いきや日本初クーラー。

そして日本初のテレビを作ったのもシャープだったとは!!

ごめんなさい、勝手にナ〇ョナルさんだと思い込んでました。

東京オリンピックで大人も子供もテレビに釘付けにしたのはシャープさんだったんですね~。

ブラウン管の製造をアメリカのメーカーに任せていたことで、

他社の追随に追われる状況となったものの

液晶テレビにいち早く着手するきっかけにもなったそうです。

他にもテレビが買えない人向けのテレビ風ラジオとか、

ミキサーかと思いきや、米を洗うためだけの機械とか、

ドライヤーと髭剃りを合体させた「ひげドラ」とか、

大企業らしからぬ、おちゃめな製品が素敵でした。

他にも現在の最新開発の展示もあり、過去から未来まで

完全貸し切り状態で堪能させて頂きました!!

 

帰りに立ち寄った豚カツ屋さん

口コミ評価も高く、美味しかったのですが

コロナ対策が厳しすぎて食事中以外のマスク着用、

アルコール無しの規制が酒飲みには厳しすぎたです。

 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!