都島区のマンションリフォーム見学会
2021.06.29カテゴリー: イベントレポート
こんにちは、柳川です!
土曜日に大阪市都島区でマンションリフォーム見学会を開催させていただきました。
今回は予想以上にたくさんのお申込みをいただき、午前と午後の2回に分けて見学していただきました。
ご参加いただいた皆様のほとんどがマンションにお住まいで、自然素材のスギ板や塗り壁のリフォームがどんな感じに
なるのか見てみたかったと仰っていました。
Oさま邸も築30年のマンションですが、床の段差をできるだけなくしキッチンを明るく、風通しのよい
自然素材をふんだんに使ったリフォームにしたいというご希望でした。
(before)
↓
(after)
こんな風にキッチンとダイニングとの壁を取り払うことで、キッチンが明るくなりました。
いかがですか?
スギの床板は「直径約10ミリ以下程の節が1メートル間隔に1個ぐらいずつ点在している」と言われる
『ムジ・上小』です。
節?どこにある?っていうくらい、めちゃくちゃ節が少なかったです。
こちらは、洋室に張った「生節(埋木)」といわれる『節あり』のスギ板です。
ここから枝が出ていたんだな~と思えるこちらの方が私は好きです。
畳のお部屋を除くすべての床に無垢材を張られましたが、
トイレと洗面脱衣室には水に強いヒノキを張っています。
和室の押入れスペースを縮小し、壁を抜き洋室と繋がることで、ここちよい風が通り抜けます。
5/11の解体から始まり、1ケ月半の工期でしたが、現場は色々と大変だったようです。
マンションの規約により、土日祝は工事が出来ず、時間も9時~17時までと短く、
通常の施工と比べて週に13時間も少ない計算。。。
おまけに荷物を運ぶ時に行う共有部分の養生も、毎日剥がして帰らないといけないという
過酷なルールがあったとか。
マンションリフォームでは、個々により様々なケースがあることを知りました。
施工に携わった大工さんを始め職方さん、業者さん、現場監督、本当にお疲れ様でした!
また、工期が延びたにも関わらず、見学会を快く開催させてくださったOさま、
本当にありがとうございました!