DIARY現場日記

雨の上棟

2014.03.26カテゴリー: 未分類

こんにちは、設計部北山です。
今日は旭区の新築現場に上棟の様子を見学に行ってきました。
昨日から始まった上棟ですが、今日はあいにくの雨。
ここ数日暖かかったのがウソのように冷え込みました。
国産材を使った大阪市旭区の木造3階建住宅新築現場~建築士事務所民家
雨で濡れた杉からいつも以上に香りがしていて、通りがかりの方にも「すごい木のにおいがしていいね」とお声をかけていただきました。
3階建ての新築の設計の際、「構造計算」が特殊になります。
ものすごくざっくりいうと、これから建てるおうちが自分自身の重さや完成後に使用する家具や家電、生活する人などの重さ、地震や風、地域によっては積雪などの力に耐えることができるかどうかを計算し、柱や梁、耐力壁など各部の仕様を決めていくための計算です。
計算結果が「構造計算書」として形になるわけですが、今回なんと600枚!
その構造計算の結果、柱も梁も寸法が大きい物があちこちに使われていて、まだ上棟2日目だというのに、なかなかの迫力です。
国産材を使った木造3階建住宅の新築工事~建築士事務所民家
周りの柱に比べて梁が太いのがお分かりいただけるでしょうか。
120㎜×120㎜の柱が細く見える位です。
ちなみに1枚目の画像に写っている通し柱はさらに太く、180㎜×180㎜とさらに太い物を使っています。
「これだけしっかりした柱や梁を見ると安心するなあ。」と通りがかりの方がぽつりと一言。
続きは明日から再開して、土曜日には上棟式を予定しています。
また、4月6日(日)には構造見学会を予定しておりますので、ぜひお越しください。
→詳細は協会のページをご覧ください。
明日はまたお天気になりますように。
北山でした☆