DIARY現場日記

北山、実家に帰るその2

2014.07.23カテゴリー: 未分類

こんにちは、設計部の北山です。
昨日「実家に帰るその1」を書いて、私の実家を紹介させていただきました。
そこに書いたある「ミッション」とは何だったのかを今日は書きたいと思います。
その「ミッション」とは・・・
障子の張り替えです。
「なーんだ、障子の張り替えか」と侮るなかれ、私の実家は居間の障子が6枚(欄間の小さいものを入れると10枚)、座敷の障子が8枚(欄間を入れると16枚!)もあるのです。
うんざりです。
重労働です。
心が折れます。
なぜそんなに障子が多いかというと・・・
(株)建築士事務所民家 障子の張り替え
ざっくりな間取りですね(笑)。
関係のない部屋は省略しちゃいました^^;
居間と座敷はこんな感じで廻り廊下になっているのでした。
私の小さい頃はお正月やお盆には親戚が集まり、うちの家族も入れると15~20人でご飯を食べたりしていました。
法事なども自宅で行っていたので、フスマや障子を取ってしまい、廊下も含めて大きな1間扱いにして利用することができ、とても便利な間取りでした。
さて本題の障子の張り替えです。
まず霧吹きや濡れぞうきんで障子紙を湿らせてしばらく置きます。
でんぷんのりがはがれてきたところで紙をそーっと剥がします。
破れず一発でペロンとはがれると快感です☆
固く絞ったぞうきんで残ったのりや埃を拭き取って陰干しして乾かします。
(株)建築士事務所民家 障子の張り替え
(株)建築士事務所民家 障子の張り替え
居間の分を剥がしたところでタイムアップ。
翌日まとめて新しい紙を貼ることにしました。
いつもは自然素材の障子紙にでんぷんのりを使っていたのですが、今回はある「実験」をしてみることに・・・。
思いのほか長くなったので後半はまた後日・・・。