DIARY現場日記

それぞれのお盆

2016.08.22カテゴリー: 事務所便り

こんにちわ、矢野です。

 

今日がお盆明け初日という方もいらっしゃると思いますが、

休みボケは大丈夫でしょうか、

 

私はボケ防止のため、休み中一日一回は仕事のことを考えるようにしていました。

自分でいうのもなんですが、ビジネスウーマンの鑑ですね、

 

その甲斐虚しく休みボケは順調に進行中です。

 

前置きがやたら長くなりましたが、

今年のお盆は主人のお父さんの初盆でした。

 

迎え火を焚いてお父さんをお出迎え、

でもここおばあちゃんち。

お父さん迷わず来れたのでしょうか。

 

主人は「親父は土地勘あるから大丈夫」とか

ものすごく適当なことを言っていました。

 

親族が久々に集まったので、白楽亭でちょっと豪華な食事会。

 

 

初盆で思い出すのが、我が両親の故郷長崎の精霊舟です。

 

さだまさしの歌を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか、

 

ですが、あの歌のイメージとは

びっくりするほど遠いです!!

 

写真が無いので、資料画像お借りしました。

 

きょ~ねんの あ~なたの お~もいでが~♪

 

て~ぷれこ~どからこぼれています~♪

ってどうですが、イメージ違くないですか、

 

ド派手なでっかい船を引き回し、

大爆音の爆竹鳴らしてご先祖様を迎える。

それが長崎のお盆、精霊流しです。

 

両親の住む大村市ではここまで舟は大きくは無いものの、

5、6人で神輿スタイルの舟を担ぎ

「ちゃんこんちゃんこんど~いどい」

と謎の呪文を叫びながら物凄い量の爆竹を鳴らします。

そこいらじゅうに爆竹の煙と火薬の匂いが漂います。

 

以前 精霊流しを見に行ったとき

この「ちゃんこん~」の意味を母に聞いたことがありますが、

「知らん」と片付けられました。

 

随分長く生きてきたのに一度も疑問にすら感じなかったことを鑑みて

「まさに奇跡だね」と言うと

「こっちじゃ当たり前やで」と返されました。

会話が成り立ったようなすれ違ったような。

 

もしお盆に長崎にお越しの際は、精霊流しを見にいらしてください。

 

その際は耳栓をどうぞ忘れずに。。