DIARY現場日記

柿渋の里をたずねて

2018.04.19カテゴリー: 事務所便り

こんにちは、柳川です。

 

先週の土曜日、久しぶりの日帰りバスツアーを開催しました。

昨年は高知以外にバスツアーを組めなかったので、約2年ぶりです。

 

 

京都府南山城にある柿渋の製造・販売をおこなっているトミヤマさんを訪ね、柿渋の染色体験を。

 

詳しい内容はこちら代表のブログを↓。

国産材住宅推進協会 代表ブログ

お茶漬け白書

 

もちろんお客様と一緒にスタッフのわれらもストールやショールを購入し柿渋染めに挑戦しました。

矢野さんはべんがらをまぜて、ボルドー色にもチャレンジ!

 

 

べんがらもいろんな色味があり、何度染めるかによって濃淡がつきます。

 

 

写真右側が柿渋のみ。

グレーっぽいのから左側がべんがらを混ぜています。

べんがら自体に吸着性がないので、柿渋と混ぜることで色が入るそうです。

 

柿渋って、青い未熟の渋柿を潰し、圧搾し出来たその果汁を発酵させてつくられるのですが、

その渋柿に多く含まれる「タンニン」が、柿渋の主な成分になり、

このタンニンが防虫、防水、防腐、抗菌効果などの威力を発揮してくれる優れものだそうです。

 

栗やミモザなどにも多く含まれ、色が変わるものはほぼこのタンニンの仕業だとか。

でもそのせいで虫がつきにくいんですって。

ちなみに柿渋のくさい臭いは、発酵臭だそうです。

現在では自然発酵は少なく、酵母発酵がほとんどで、

酵母の種類により「くさくない柿渋」も今では多く作られています。

 

昔からなぜか茶畑のそばには渋柿の木が多くあったらしく、

だからこそお茶の産地である南山城で柿渋が作られていたんですね。

 

このタンニンはポリフェノールの一種で柿の渋さはタンニンからきているそうです。

この成分を生かし、最近開発された新製品がこちら

↓。

 

 

口臭予防と、二日酔いに効くと聞き、矢野さんと私が即座に購入したことは言うまでもありません。

 

「これでいつでも行けますね!!」

二日酔いに効くって、飲む前?飲んだ翌日?いつ飲むといいのか聞くの忘れた(^_^;)

 

マツモトキヨシなどの薬局で売ってるとか。

ぜひ一度お試しください。