DIARY現場日記

長崎は稲刈りシーズンです

2017.10.16カテゴリー: 事務所便り

こんにちわ、矢野です。

10月6日より連続休暇を頂きまして、本日久しぶりの出勤です。

現場のこととか気になりつつも、実家のある長崎から高知へ旅行などさせて頂きまして、

至る所で飲むわ食うわで、思い出と体重を沢山身に積んで無事に帰ってまいりました。

てなわけで本日より心身とも引き締めて参りたいと思います!!

 

実家の周囲は田んぼが美しい黄金色になっていました。

「秋」の景色にとても癒されます。

 

ちょうど米作りを営んでいる叔父が稲刈りをするというので

物珍しさとド暇さが相まってさっそく行ってみることに。

 

なんだったらちょっと刈らせて欲しいなんて思ってたのですが、

今時の稲刈りにド素人が手を出せる隙間など1ミリもございませんで、

高性能な機械が田んぼを駆け回っていました。

稲刈りってもっと手作業的な感じと思ってたのに

イメージしてたんと全然違う。。

きっと私のイメージは昭和で止まっていたのでしょう。

刈り取りと同時に穂とそれ以外を振り分けて

茎や葉の部分は細かくせん断され再び土に戻されます。

落穂拾いしたところで米粒一つも拾えない見事な仕事っぷり。

ちなみにこの機械を操縦している人は専門業者さんだそうです。

この機械 結構な高級車を買える額でして、

今の時期はいろんな田んぼに呼ばれて大忙しのようです。

この業者さんも普段はサラリーマンだったりと別のお仕事もされていて、

ほとんどの人が兼業農家なのだとか、

 

で、稲が貯まりましたらアームを伸ばして

スタンばってる軽トラの荷台に

ドバーっと放出。

このあと軽トラは精米する施設へと稲を運びまして

また戻ってくるを繰り返すこと一台につき6往復。

(軽トラ3台体制でした)

そんなわけで今も昔も人手が要るのは変わらないようで、

父も軽トラ往復を手伝っていました。

 

稲刈りは田んぼの水を切ってから10日ほど待ち、

天気の良い日に穂先に着いた朝露が乾くお昼くらいから始めるそうです。

以前は暇になった田んぼで更に麦を作っていたそうですが、

収入に見合わないので今は米だけ作っているとか。

あんまりいろいろ質問するもんだから叔父に「農家やりたいの?」と聞かれました。

「定年退職後からだと無理ですかね~」と言うと、

「俺も本格的には定年退職後だよ」とのこと。

後から母に「叔父さんは生まれも育ちも農家だから出来るけど、あんたには絶対無理」と言われました。

 

た、たしかにタガメとか苦手だしヘビなんか出たら発狂するだろうけど、

そこまで言い切るか。。でもここで生まれ育った母が言うからには正しいのでしょう。

 

あぜ道に咲く彼岸花や水仙などの草花は毎年植えているそうです。

自然に生えているのかと思ってました。。

たくさん手間暇かけて育てられた新米

本当に美味しいです。

改めて感謝の気持ちを感じました。

叔父にはこれからも元気で美味しいお米作りを続けてほしいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!