DIARY現場日記

「暮らしの真ん中に、台所」の現場より(美装~お引渡し)

2019.05.22カテゴリー: 現場レポート

こんにちわ、矢野です。

 

施工部の川崎さんが業者さんとの電話で、

「あれがどうにもあれやからやっぱあれせなあかんのですわ」

と、「あれ」だけで会話を成立させていました。

熟練夫婦さながらの意志疎通。さすがです。

 

さて、先日お伝え致しました

「暮らしの真ん中に、台所」の現場の様子です。

 

美装が完了し、こんなに美しく仕上がりました。

写真ではグレーに見える天井ですが

実際は深緑色なんです。光の加減でしょうか、

カメラの何かがあれなんでしょうか、

それともあれがあれなんでしょうか。

あれって何でしょうかと思いながらのあれ次第です。

対面キッチンの内部はこんな感じ。

キッチンハウスのオーダーキッチンです。

扉はオーク材、カウンターはオーク調メラミン。

取手も水栓もガスコンロも換気扇も、

一つ一つが洗練されたデザインで、思わずため息が出てきます。

お施主さんの御嬢さんも「ホントにここ私の家~?って思っちゃいます」とおっしゃってました。

そうなんです、あなたのお家なんです。

私の家ではないんです。 残念なことに。

 

ぽつんとある照明は中村好文さんデザインのコードペンダントです。

夜になるとガラス越しに暖かい光を灯し、木の風合いをより引き立ててくれます。

キッチンに立つとちょうどな目線にお庭の新緑が入ってきます。

「お庭の緑を見ながら料理がしたかったんです」

と、お施主さん。

美装の日にお会いした際、この木の種類を聞いたのに忘れてしまい

引渡の時また聞いてしまいました。

今回は忘れまいとメモしたら、美装の日にもメモしてました。

 

メモしたことを忘れないようメモしなきゃいかんのかも。

という訳で、木の種類はハナミズキでした。

家具や食器が入って生活感が加わり

さらに居心地の良い空間になりました。

 

ルクルーゼのお鍋に、使い込んだ味のあるヤカン、炊飯用の土鍋。

一つ一つに愛着を持って、大切に使われているのが伝わります。

 

シンプルに必要な物だけを置いている居心地の良いお部屋を見るたび

我が暮らしを顧みて、何とかしなきゃと思います。

昭和好きを拗らせ過ぎて、後先考えず買いまくって、置くトコなくて、手放せなくて、

どうにもならない状態です。

 

話は戻りまして、こちらの現場ですが7月6日に見学会をさせて頂くことが決まりました。

設計の先生もいらっしゃいます。お施主さんもいらっしゃいます。

とても興味深いお話も聞けることと思います。

是非是非、実際にお聞きになってみてください!

 

 \我思う故に我あり・・・/  by 中津 真