冷え解消にびっくり
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施主の本音
かつて日本有数の火薬製造所があったという一帯は、戦後地元住民の反対により再開を断念。広大な丘陵地は郊外型ニュータウンとして都会的な街が形成された。美しい並木道や自然の残る公園、広場の多さに驚きながら伺った先は、落ち着いた景観の中層マンション。過去にもリフォームを依頼されたM邸だ。
「20年前に新築で買ったマンションは塩ビや合板を使っていたので、少しずつ自然素材に替えていきたいと思っていました。前回は間仕切りを変更し、2室の床を無垢のスギ板に替えました。それがすごく気に入ったので、2回目のリフォームをお願いしたんです。」
工事内容はリビング、キッチン、廊下の床をスギ板に張り替え、流し台や風呂、トイレなどの水回りの設備を一新。天井はエコクロス、リビングと和室の壁は調湿効果のある『そよかぜ』を塗布など、約1カ月で工事は完了した。
「足元の冷え込みが解消され、驚いています。床暖房がなくても陽ざしが入れば小さいヒーターだけで十分。朝一番から暖かく、スギのぬくもりを実感しています。さっそくスリッパがリストラされました」
新設の流し台は奥さまの身長に合わせ、低くしました。「これまでカボチャなど硬いものを切るとき、体重をかけにくかったんですが、5センチ下げたことでずいぶん楽になりました。メインで使う人に合わせるのが合理的ですよね。ますます料理が好きになったかも(笑)」
ご主人は「僕にはちょっときついんですが・・・そのうち慣れると思います(笑)。リビングとキッチンの段差がなくなり掃除がしやすくなったのはいいですね」と奥さま思いの感想。
「リフォームはマンションの大規模修繕と同じタイミングで行ったことになり、家の中も10年周期のチェックが必要だと思いました。私たちは段階を追ってリフォームしたので、使えるものは残しましたが、難しいのはその見極めでした。まだ使えると思い、残した照明器具が再設置の際に寿命がきてアウト。こんなことならさっさと撤去すればよかったなって(笑)。やってみないとわからないことが多かったです」
マンションのリビングからは北河内の山々がパノラマのように一望でき、景色は申し分ない。「環境のよさが気に入って選んだ場所なので、快適に過ごしたいと思っています。終の棲家として最後まで自力で暮らしていけたらいいですね」
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所在地:北河内
主要構造:
設計・施工:
竣工:
工期:
敷地面積:
建坪:
延べ床面積:
建物本体工事費用:
本体工事以外に要した費用: