リフォーム「人が住めるように」
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「さっき、慌ててここの家に来たんですよ」と笑顔で迎えてくださったのは今回のお施主、Mさん。「新婚の私たちのために37年前に義父が建ててくれた鉄筋コンクリート造なんです。ここで子育てなど20年間過ごしたので思い出が詰まっています。でも夫の実家に同居してからは家族は住まず、貸家にしていたこともありました。」
空き家のままでは家が傷むので、家族が住むか、貸家にするかどちらにしても人が住めるようにしないと、と考えたMさんはリフォームを検討。「私は最初から民家さんにお願いしたかったんですが、夫は付き合いがあるからと近所の工務店に見てもらいました。すると台所はタイルの張替え、リビングの床は上からフローリングの板を張ったらいいという大雑把なプラン、いくらなんでもそれではと思い、民家さんに連絡しました」
ちょうど民家の事務所で住まいのセミナーがありMさんも参加。「民家さんは木造住宅が専門だから鉄筋の家のリフォームはされないと思っていたんですが、それができるとわかり、ひと安心。家に対する考えも私の思いにぴったり。で、お願いすることに」
リフォーム内容は畳以外の床にむくの杉板を張り、壁は呼吸する塗り壁の「そよ風」を塗布。キッチンは家族の顔が見えるよう対面式に。狭かったトイレと洗面所、風呂を広げ、水回りの設備を一新。「シンクの真上に吊戸棚を付けるつもりでしたが、ないほうがすっきり明るいという若い設計士さんのアドバイスに従い、付けないことにしました。でも大工さんが修正前の設計図をもとに吊戸棚を途中まで造作中に、たまたま私が見に来て、ここは無しになったはずと指摘し、もったいなかったけれど吊戸棚は外すことに。出来上がりを見て設計士さんの考え方が正しいと思いましたね」
工事中、遠くに暮らしていた息子さん夫婦がここに住むことになるとわかり、Mさんの楽しみが増えた。「リフォームのやりがいが沸いてきました(笑)。でも予算がオーバーして、外構工事は最低限に。あとは若い人たちが好きに庭の手入れをしてくれたらいいかな。住みやすい家に生まれ変わり、満足しています」
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