見晴らし台のウッドデッキ
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計画中
ボートやキャンプなど、多趣味でアウトドアが大好きなお施主さん。
新築に際して大きなウッドデッキを作ったけれど、なかなか活用できていないので、
デッキに屋根を作って、リビングの延長として活用して行きたいとのご要望。
敷地は高台の上にあり、デッキからの眺めは最高!
木の雰囲気や温かみを活かしたデッキ屋根を作ることになりました。
大きな掃出しから入るリビングの明るさを邪魔しないように工夫も必要ですね。
さっそく大工さんと造作を進めてゆきます。
建設中
さっそく大工さんがヒノキの構造を手刻みで作ってゆきます。
熟練の大工さんと宮大工を学んだ若手のエースによる手刻みの仕口の加工が美しいです。
事務所の加工場の前を通る小学生が、いい香り~とヒノキの香りにつられて大工さんの作業を眺めていました。
加工が終わると、現地で一気に組み上げます。
既存のデッキや建物との関係もばっちり、綺麗に収まりそうです。
天気にも恵まれて、あっという間にデッキ屋根が完成しました。
大工さんが塗装しながら施工を進めてくれたので、完成してからでは届かないところまで保護塗料がしっかり染みわたっています。
最後に屋根を板金で葺いて樋を取り付ければ完成です。
完成
見晴らし台のウッドデッキ、完成しました。
既製品のアルミの庇屋根では出せない、温かみのあるデッキ屋根になりました。
ウッドデッキからはこの眺望です。
ちょっと机を出してコーヒーを飲んだり、皆で集まってBBQをしたり。
屋根があるだけで、生活がグッと外に広がります。
デッキの屋根には、リビングの明かりを確保するための天窓が取り付けられています。
夜には星も眺められるかも。
もちろん接合部は長ホゾ、込み栓打ち。構造に妥協無し。
金物を見せたりしません。
既存のウッドデッキに後からウッドデッキを貫通して取り付けていますが、
デッキの板も、樋も、綺麗に穴あけ加工しています。大工さんの丁寧な仕事が光りますね。
ピタッとデッキと柱がかみ合っています。スバラシイ。
天井も、無節の杉の化粧板で仕上げました。
木目が際立って美しいですね。
アルミの既製品ではちょっと味気ないと感じる外構も、木で作るとまた趣がありますね。
なるほど外のリフォームも楽しいな。と改めて感じられるリフォームになりました。
施主の本音
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所在地:和歌山県橋本市
主要構造:木造手刻みによる軸組工法
設計・施工:建築士事務所 民家
竣工:令和5年4月
工期:2週間
敷地面積:
建坪:
延べ床面積:
建物本体工事費用:130万円
本体工事以外に要した費用: