DIARY現場日記

とある家庭の春模様

2013.03.05カテゴリー: 未分類

 3月も5日となりました。

 1日から始まった奈良の東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)所謂「お水執り」が

 14日に終わる頃にようやく春が肩を叩いてその訪れを告げる。

 関西ではこの行事はそんな季節の変わり目として親しまれていますね。

 そういえば私事で恐縮ですが、思いおこせば1年前。

 両足をまとめて骨折しましたなあ。

 あれから1年ですか。月日の経つのは早いもんです。1周年です。

 そんなわけで、今年の春こそは、たおやかに過ごそうと思ってたのですが

 いきなり大嵐に見舞われました。

 短大に通う次男がですね、単位不足で卒業不可。平たく言えば留年決定となってしまいました。

 実は、そんな予感はしてたんですけど…

 実際に郵送で通知されて現実を突きつけられたらですねえ

 ショックではないんですが溜め息がやはり…

 まあ、本人はケロッとしていて、話しをした末に退学して就職する方向となりました。

 元々、勉学が苦痛だったみたいですし、男ならスパッと切り替えるのも潔しかな。

 留年決定したら退学というの元々は進学時に決めた親子間のルールでもありますしね。

 むしろ、ここが出発点。

 今から踏み出す足が最初の1歩。親としてはそれを踏み外さないように見守るだけです。

 考えてみれば、自分自身も16年も教科書を抱えて手にしたものは

 ペラペラの卒業証書という紙切れ1枚。

 そんなものそれからの人生の指定席切符の代わりにも通行手形にもなりゃしない。

 そうそう。大切なのはどう歩いてきたかよりも

 ここからどう歩いていくかだと思います。


 
 3月のこの季節。どこの家庭も進路を巡って悲喜こもごも。

 我が家の進路のページはたまたま白紙の行になっていたって事。

 その行にこれから映る景色や体験する事を自分の言葉で綴って下さい。

 それが、我が次男に贈る言葉です。

 はぁ~ぁ

 
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