DIARY現場日記

現場(物件)調査

2012.03.08カテゴリー: 未分類

 啓蟄の候も過ぎいよいよ春めいてきました。

 そんなたおやかな陽光に誘われたわけではありませんが

 姫路の方に新規案件に伴う現地及び役所調査に行ってきました。

 家つくりにあたって、当然、プランの作成作業に入るわけですが、

 対象となる土地に好き勝手に住まいを建てられるわけではありません。

 敷地やその周囲の現況、そしてその場所に懸かる法的な規制等……

 それらを綿密に調べないときちんと整合性の取れた計画も施工も出来ません。

 今回もそんなわけで現地と、姫路市役所を訪れたわけです。


 
 表面的には何も問題点の無いような土地でも、こうして実際に調べてみると

 何がしかの懸念するべきファクターはあるんですよね。

 今回も、御多分に漏れず早急に対応を考えるべき内容がありました。

 家って実は、建てる前に解決すべき事がたくさんあるんです。

 こういう物件に関わる事もそうですし、ローンを組む場合には予算組から

 きちんと考える必要があるわけで…やはり大変な労力を伴う作業です。

 まあ、人生の中に於ける一大ビッグプロジェクトですからね。

 それにしても、役所ってどうしてあんなにも非効率的システムな組織なんでしょ?

 一つの土地に関わる事で幾つの窓口回らにゃならんのですかいな。

 なんとかなりませんかのう。

近所の様子1

近所の様子2 (個人的にはこういうディテール好きです)

 閑話休題。

 今回の現場近くの途上で、陸上自衛隊姫路駐屯地前を通りました。

 ここには「第三特科隊」「第三高射特科大隊」「特科直接支援隊」

 「高射直接支援隊」等の部隊が所属しています。なかなかの規模です。

  

         

 日頃から自衛隊の車両を見たり、こうして駐屯地の脇を通ると

 自然と気合が漲ってきて心地よい高揚感がフツフツと湧いてくるのを抑えきれません。

 やはり日本男児の血が騒ぐのでしょう。

 1年前の3月11日。有史上未曾有の被害をもたらした東北大震災。

 そこで展開された自衛隊の救出・復旧作業はマスコミでも多々映し出されていましたが

 本当に頭の下がる行動でした。言葉で簡単に語りつくせないぐらいに。

 その存在が違憲と声高に叫び、その事を金科玉条の正義として振りかざす人が

 いますけど…あの状況であれだけの事をやってのける組織って他にあります?

 それでも、尚、自衛隊を批判したいのなら、その人は日本を捨てたらいいんじゃないのかな。

 国を守り、国民を守る組織が存在するのは当然です。

 今回、たまたまですが駐屯地を見てその意を強くしました。

 
 さて、話は戻りますが、家つくりの一歩は、現地調査という地道な作業から

 始まり、そこでの結果が後々のプラン全てに大きく関わるって事を覚えておいて下さい。

 この土地にどんな家が建てられるのかな?

 そんな時は、私たちに気兼ねなくお声がけ下さい。

 先ずは、「知る」

 その作業の第一歩を私たちにお手伝いさせて下さい。


                                  木レンジャー迷彩グリーン
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