DIARY現場日記

できました。

2012.02.18カテゴリー: 未分類

年明け1月11日に着工した東淀川区の改装工事が完了しました。
お施主様のご厚意により、
2月25日(土)完成見学会
させていただけることになっています。

改装前の玄関とうめちゃん
(改装前の玄関とうめちゃん)
1階部分の床板と一部の壁にヒノキを、2階には杉(もちろんともに国産材)を
使用しておりますので、それぞれの良さを体感いただけるようになっています。
ヒノキの床・壁
(1階 床と壁にヒノキ材)
杉の床・壁
(2階は杉材)
壁は漆喰ベースに超多孔質構造により湿度の調整、消臭効果など
様々な効果を発揮する竹炭とゼオライトを配合した塗り壁材「
微風」で
仕上げています。左官さんのコテむらを残した表情のある仕上がりも見所です。
今回の工事ではダイニングキッチンを広くするため、
また浴室、トイレなど水廻り設備の配置を変えるため、
間仕切り壁を撤去し移設する必要がありました。
壁の中には上からの荷重を受ける柱が設けられていましたので、
その柱も壁と一緒に撤去することになります。
真ん中の柱を撤去します。
(真ん中の柱を撤去したい・・・。取れば倒壊?)
構造上必要な柱がなくなるわけですから、
何らかの対策を施さなければなりません。
そこで、下の写真のように梁せい300mmの梁を新たに設置し、
梁の両端を15mm程度ずつ柱に乗せ架ける形で
しっかりと上からの荷重を持たせました。
梁補強完了。
(梁補強完了。金物付き。)
これで柱を撤去し広いスペースを確保できた上、
構造の問題も解消できました。
現在は隠れてしまって見る事はできませんが、
他にも少し小さめの梁を2箇所新設し構造補強しています。
最後にもう一つ。
ダイニングキッチンには低温床暖房を設置しています。
「低温」というのがポイントで、無垢のフローリング材は
加熱しすぎると歪みが出てしまう事から、
一般的な温水床暖房より温度の低いものを採用しています。
低温でも十分に温かさが得られるよう工夫されているものです。
低温やけどの心配がないのも大きな利点です。
長々と書いてしまいましたが、写真や文章のみで
私どもの家づくりをお伝えすることは難しいと考えます。
少しでも興味を持っていただけた方はお気軽に見学会のほうに
お越しいただけますようお願い申し上げます。
のちにしつこくお電話するような事もございませんのでご安心ください。
お待ちしております。
  

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  平成24年2月25日(土)      東淀川区 改装工事完成見学会
                  時 間  午前10時~午後3時までオープンハウスとします。
                  交 通 阪急電車「上新庄」駅 徒歩約20分※送迎可能
                           または、地下鉄今里筋線「瑞光4丁目」駅 徒歩約5分
                  参加費 無料
                お問い合わせは 06-6395-8215 まで

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                        木レンジャー  インクブルー #001