DIARY現場日記

在来浴室

2013.09.16カテゴリー: 未分類


施工部 山下です。


今日は寝屋川市 新築工事のお風呂について書きます。


こちらのお風呂はユニットバスではなく、
在来浴室と呼ばれる昔ながらの工法のものです。
タイルやヒノキ板を張ったり、浴槽や水栓を自由に選べたり、
お客様のお好みに合わせたお風呂を作ることができます。
ただ、完成までに多くの工程があり、
さまざまな業者さんが関わることになるので、
ユニットバスと比べるとかなり大変です。
では工程を見ていきます。


基礎工事後の状態。土台等の木材の腐食を防ぐため、
お風呂以外の基礎より高く立ち上げます。
ユニットバスの場合このような対応は不要です。



給水・給湯、排水管を仕込みます。


壁・床には後の防水工事の下地となるモルタルを塗っています。


ウレタン防水施工後。
ツルツルで厚みもあって、いかにも防水効果がありそうです。

仕上げのタイルから下に水が漏れてもこの防水層で止まり
排水口に向けて流れるようにしてあります。


浴槽据え付け準備。


浴槽、水栓、洗い場の排水グレーチングなどが、
仕上げタイルの割り付けときれいに揃うように墨を出して位置を決めます。
位置を間違えると仕上がったときにタイルとの関係が
おかしくなってしまうので、かなり神経の使う作業です。



大工さんと水道屋さんが浴槽を運んでいます。
重くて大変な様子を写真に撮ってたら、

「何してんねん!!、手伝え!!」と怒られました。
すみませんっ!いい写真が撮れてましたよ。


うしろの棟梁の満面の笑みがたまりません。



無事納まりました。
この後タイル、桧板を張って完成です。



きれいなお風呂ができました。
ユニットバスとは違い、ひとつしかない手づくりです。
お風呂のリフォームをお考えの方は在来工法の浴室も
ご検討されてはいかがでしょうか?