施工部　山下です。

昨年より寝屋川市で新築工事を行っています。
元あった建物を解体したのが１０月ですので、すでに半年以上が経っていて
当時の事はもはや思い出になりつつありますが、写真を交えて振り返ってみます。

＜解体工事＞

　↑　元あった建物

解体中。重機を使います。狭いところでは人力で解体していきます。
筋違など補強材が入っているところはやはり強いらしいです。
埃が飛散しないように水を撒きながら作業します。

解体完了。植木なども撤去して更地にしました。

＜地盤改良工事(湿式柱状改良＞

大きなドリルで穴を掘ります。
今回は直径60ｃｍ、深さ5.5ｍの湿式改良杭を40本打ちます。

穴。

高さ5.5mあります。この棒の先から出る固化剤を先に掘った穴に注入し、
土と撹拌しながら柱状の杭を作っていきます。

撹拌中。

このようにかなり密な間隔で改良杭を打ちます。
時間が経つと固まって、周囲の土との摩擦で建物を支持します。
建物全体に施工して完了。

この現場の前に同じ工法の地盤改良工事をした時は、
直径５０ｃｍ、深さ1ｍ75ｃｍの杭で済みました。
地盤の状況によって必要な寸法が決まり、費用も変わってきます。
あまりお金をかけたくないところですが、非常に大事な工程ですので、
必要な場合はしっかり補強しましょう。