DIARY現場日記

コンクリートでDIY

2016.11.08カテゴリー: イベントレポート

お久しぶりです、民家施工部のホーマーです。

 

すっかり季節は冬に向かっていますが、まだ日中には秋のポカポカした陽気が残りますね。

 

さて、皆さんはコンクリートって練ったことありますか?

 

セメントに砂や石を入れて水を入れると固まるアイツです。

 

建築現場では、なくてはならない重要なものですが、

 

なかなか普段コンクリートを身近に感じることありませんよね。

 

っということで、秋の青空が気持ちの良い日曜日。

 

芸術の秋を感じるために、友達を誘ってコンクリートの器作りをやってみました。

 

 

まずはガレージを掃除して、椅子とオーディオと机とお菓子を準備。しつらえは重要ですよ!

 

用意するものは、紙コップや、お菓子の容器、空箱や牛乳パックなど形が面白そうな容器。

 

コンクリートはホームセンターで25キロ2000円ほどの速乾モルタルを用意しました。

 

普通モルタルでもいいですが、固まるまで一晩かかるので、速乾モルタルがお勧めです。

 

必要なのはこれだけ。特にお子さんや手荒れが心配な方はビニール手袋を用意してください。

 

 

用意ができたら、型枠、つまりコンクリートを流し込む器を作ります。

 

と言っても容器の内側に一回り小さな容器を重ねるだけ。

 

内側と外側の容器の間は5mm以上あけるくらいが丁度いいかと思います。

 

 

型枠の用意ができたら、コンクリートを練ります。

 

本来はモルタルに粗骨材と言う砂や砂利を混ぜるのですが、今回のような器作りの場合は、

 

モルタルに水を入れて混ぜるだけの方が表面が滑らかで丈夫に仕上がります。

 

モルタルに水を少しずつ混ぜながら、トロトロと角が立たない程度になったら完成です。

 

 

あとは練ったモルタルを先ほど用意した器に入れるだけ!

 

モルタルが固まる時の熱や、どんどん固まる様子になんだか理科の実験をしているよなワクワクがあります。

 

 

器の内側の容器には浮き上がってこないように、砂利を入れて重石にすると良いです。

 

速乾モルタルを使っているので、30分もおけばすぐに土台の器からはがすことが出来ます。

 

完成した器が姿を現した瞬間がなかなかの感動です!

 

現代版の陶芸と言った感じでしょうか。

 

 

さて、完成した作品をご紹介。

 

 

コンクリートのキャンドルホルダー。

 

器からはがすときに割れてしまった部分もコンクリートらしい質感で素敵です。

 

 

コンクリートのボウル。

 

これは友達の作品、ステンレスの料理用のボウルで作りました。カッコいい!

 

 

ちょっと大きなコンクリートの器はそのまま鉢植えに。

 

器の下には水抜きができるように、あらかじめスポンジを入れてあとから抜けるようにしました。

 

 

小さな器は紙コップで作りました、いちばん右はプリングルスの容器を使って。

 

器の模様がそのまま映るのでアイデア次第でいろんなことができそう!

 

 

そして、こちらコンクリートのライトスタンド!

 

コンクリートに予め電気のソケットを入れて固めました。

 

これ牛乳パックの器で作ったんですが、なんとも素敵な雰囲気です。

 

木端を水生ニスで着色した土台を用意して、机に傷がつかないようにしました。

 

 

こちらも同じくコンクリートのライトスタンド。

 

直接木材の上にソケットを仕込んだコンクリートを打って固めました。

 

木とコンクリートのコントラストがいい感じになりました。

 

ちなみに電球は、炭素フィラメント球と言って、ネット通販なので安く買えます。

 

なかなかコンクリートに触れる機会もないあなたも、

 

外の天気が気持ちのいいうちに、是非お外で試してみて下さい。

 

 

子供達作。

コンクリートに絵を描いても楽しいネ!