軽井沢の万平ホテル
2016.07.12カテゴリー: 現場レポート
こんにちは、矢野です。
以前「風立ちぬ」の映画を見て以来、軽井沢へと行きたくなり、
先日ついに一泊弾丸旅行に行ってまいりました。
片道車で7時間の長距離ドライブの果てに
たどり着いた目的地は「万平ホテル」です。
万平ホテルの歴史は古く、起源は1764年までさかのぼるとのこと、
この建物は1936年に建てられました。
木造3階建 近代化産業遺産に登録されています。
設計は久米権九郎(くめごんくろう1895-1965)
「建築はその土地に生えたものでなくてはならない」
という信念のもと、信州の街並みをヒントにし、
このホテルをハーフティンバー風の外観にしたそうです。
ドイツで建築を学んだためでしょうか、
緩やかな勾配屋根にヨーロッパの風合いも感じます。
外観の可愛らしさに変わり、ロビーは
重厚でクラシカルな雰囲気です。
アルプス館のレトロなお部屋に宿泊。
建築時の原型そのままに残されています。
備え付けの軽井沢彫りの家具。
ちなみに128号室はジョンレノンが
愛用したお部屋だそうで。
私が泊まったのは129号室。
このちょっとの差がかなりデカいです。
128号室は広いし高いし人気だしで
手が出ませんでした;
大食堂は見事な格天井、厳粛な雰囲気が漂っています。
ダイエット中なのを完全忘れてデザートまで
がっつり頂きました。ワインも4杯頂きました。
おかげで料理の名前もすっかり忘れました!
酔い酔い気分でホテル内の資料館へ、
田中角栄元首相が座ったソファ
明らかに右のソファのへたりが激しく、
いろんな人に座られた感がすごいです。
ジョンレノンが弾いたピアノ
建物と食事に癒され大変満喫した一日となりました。
いつの日かシーズンオフのお安めの時に、
128号室を狙いたいなと密かに思っています。