最近の読書
2010.02.02カテゴリー: 未分類
すいません、ちょっとバタバタしてまして久々の更新です。
今日は最近読んでる本について。
ちょっと前にある人に教えて貰って読み始めた
司馬遼太郎著「この国のかたち」という本です。
全6巻ある随想集なのですが、「スギ・ヒノキ」や「職人」、「松」など
森林・建築に関係あるテーマの章が印象に残り、非常に勉強になりました。
もともと司馬遼太郎の本は好きでめぼしい著作は読んだ事があったのですが、
「この国のかたち」の中で紹介されていた船頭・高田屋嘉兵衛(かへい)が
主人公の「菜の花の沖」を最近読んでる最中です。
表紙の絵ではどう見てもギリシャ神話に出てきそうな感じがしますが、れっきと
した日本人で、江戸時代、商人・船乗りの身でありながら蝦夷地(いまの北海道)
の発展に私欲を捨て尽くした熱い男です。少年の頃、「十二にもなって、親の
すねをかじっていられない」という、現代の我々からすると早熟極まりない
考えの持ち主でもあったそうです。
ただ今、4巻の途中まで読み進み中。
この本を読み終わったら、今度はある施主さまから頂いた有難~い本↓
に挑戦する予定。字が小さくて分厚いです。