DIARY現場日記

無垢板をもっと身近に

2015.08.25カテゴリー: 未分類

こんにちは、柳川です。
今日は台風の影響で、すごい風ですね。事務所にいても窓がガタガタと
うるさいくらい音を立てています。
先週の土曜日に協会セミナーにて、床板の板張り教室とお手入れ方法についてのセミナーを行いました。

講師は民家の現場監督のKさんです。
いつもとても丁寧に解説してくれます。

説明の後は、みなさんに実際に体験していただきます。
小2の彼もお父さんに教えてもらいながら、釘を打っています。
板張りは板と板が重なり合う”実(さね)”とよばれる5ミリ巾のところに斜めに釘を打ちつけていくので
結構難しいんですが、彼はとても慎重に打ってくれています。性格が出るのかな~
女性陣もノコギリを手に暑い中、がんばっていました(^_^;)
後半は涼しい2階事務所に上がり、張ったあとのお手入れ方法について、民家の建築士Kさんが説明してくれました。

床板に物を落としてへこんでしまった場合の改善方法を実演しています。
無垢の木は繊維さえ切断されていなければ、濡れたタオルを板にあてスチームアイロンをあてると
木が水分を吸収し膨らみ、ほぼ元の状態に戻ります。
1度だけではなかなかなので、何回かにわけて気長にやってくださいね。

事務所内の床も張って6年近く経ちますが、ほぼ乾拭きしかしていないので随分汚れが染みついていました。
メラミンスポンジを使って汚れを落とすと、テープ内のように黒ずみなどがとれて綺麗になります。
1日乾燥させて、ここにドイツの自然塗料AUROワックスを塗っています。
ツヤも出て保護膜を作ってくれるので、汚れ防止になります。
少し柑橘系のニオイがするので、苦手な人もいるかもしれません。
同じように自然塗料では蜜ロウワックスもあります。どちらかというとこちらは無臭に近いかな?
お客様の好みでえらばれるのが良いと思います。

どちらも実際に塗っていただきました。
みなさんに事務所を綺麗にしていただいているようで恐縮です(^_^;)
板張りとお手入れと両方をやっていただき、4時半近くまでかかりました。
みなさん本当にお疲れさまでした。
ぜひ、板張りにチャレンジして、気持ちのいい足触りを体感して毎日を過ごしてくださいね。
※「ブログ村ランキング」に参加していますので、よろしければ下の「国産・地域材」アイコンのクリックをお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ 国産材・地域材住宅へ