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施主の本音

地域に役立てれば

富田林市を南北に走る国道170号線のすぐ近くにある、レモン色の鉄骨2階建て集合住宅。今回のお施主さんは学生寮だった建物を民泊と地域に開かれたコミュニティの場にリフォームされた柴辻由貴さん。

 

s-CIMG5717  「祖父は園芸の事業家で、専門学校の設立にも関与したことからこの学生寮を建てました。しかし不況で庭園の需要が減り、5年前に学校が閉鎖されると寮も無人に。ワンルームの賃貸マンションにする方法もありましたが、あまり需要がないのでその頃から話題になりはじめた民泊に興味を覚えました。ここ中野町は昔ながらのムラ意識の強い地域ですが、時代とともに人々のつながりが薄れ、ちょっと寂しくなりましたので、外から人がやってくる民泊の刺激を活かし、地域の集いの場が作れたらいいなと思って、どんなリフォームができるか、民家さんに相談しました」

 

柴辻さんの構想は子どもからお年寄りまでの幅広い年齢層を対象に、障害を持つ人も持たない人も、国内外からの宿泊者も、さまざまな人が集いつながるコミュニティーハウスのようなスタイル。

 

s-CIMG5716  「部屋の壁を取り払い、25㎡強の宿泊室3部屋と多目的スペースを作りました。床はすべてむくのスギ板、壁と天井(一部鉄骨のまま)はエコクロスや塗り壁材[そよかぜ]を使用。多目的スペースには省農薬の畳コーナーや念願の薪ストーブを設置しました。薪ストーブは暖かいだけでなく、炎を見ると癒されますよね。薪を確保するため森林ボランティアの活動をやっているんですよ。他の部屋は元の内装をはがしたスケルトン状態にしており、自分でこつこつ壁塗りと板張りに取り組み中。職人さんの大変さを日々実感しています(笑)」

 

 

 

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コミュニティハウスの南方には、江戸時代の町割りや昔の町屋が数多く残る「寺内町」があり、観光客の宿として期待できる。   「全国的に有名な富田林の寺内町が割合近いので、ここを拠点に南河内の観光巡りに活用してもらえたらと思っています。この場所で民泊と集いの場というのは無謀かもしれませんが、地域に役立つ意味のあることをやりたい。祖父譲りかもしれませんね(笑)」

 

 

※【民泊あじさい】は6月中旬に開業予定。

場所は富田林市中野町1-191-3(近鉄喜志駅から車で5分)電話090-8121-6940

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