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施主の本音

「床は絶対スギ板に」

母との同居でリフォームを決意

 

s-CIMG4774駅周辺や幹線道路の賑やかな景色から少し離れると住宅の密集するエリアが広がる。確かこの辺りに…地図を片手に路地に入ると瑞々しい木の格子戸。長屋のお住まいをリフォームされたKさん宅だ。

 

「まさかこんな細い路地の奥にあるなんて、とびっくりされたでしょう」とにこやかに出迎えてくださった。 「ここは戦時中に建てられた4軒長屋。親がその1軒を中古で求め、あとで隣も買い足しました。1階の壁にドアをつけて行き来できるようにしたり、傷んだ箇所を改修するなど、ちょこちょこ手入れをしていましたね。」

 

Kさんは自宅で30年ほど暮らされたが、仕事の関係で他県に移住。 「年老いた母が一人暮らしをしていたんですが見守りが必要になったので同居することに。そのまま住むには不便だったし、老朽化が著しかったので、リフォームを検討したんです」

 

s-CIMG4779協会との出会いはコープ自然派で配布された『木族』で。「現場見学会や高知・梼原(ゆすはら)のバスツアーに参加し、住いに対する考え方やスタッフの人となりに共感を覚えました。1年かけて考えた末、リフォームを依頼。大きな買い物なので後悔はしたくないと思いました」

 

状態のいい1軒はそのままに、傷んでいる方を大幅に改修。1階は仕切りの建具と急勾配の階段を取り除いて広いリビングに。床にむくのスギ板を張り、壁は漆喰の塗り壁『そよ風』、天井にはエコクロス。玄関の上がり框を広く、ゆるやかな段差に。外壁や屋根もやりかえた。

 

s-CIMG4777「2階同士も行き来できる戸をつけて便利になりました。フローリングはすごく冷たかったので、絶対スギ板に替えたいと思って。屋根が昔の瓦葺きで土埃がすごかったんですが、工事中近所からのクレームもなく、無事終えられました。大変だったのは工事しながらここで暮らしたこと。今年の夏は暑かったので家具の隙間で寝起きするのは想像以上のストレスでした。今は心からホッとしています(笑)。」

 

路地は意外と静かで家の中は別世界のよう。

「自分のライフスタイルを守りながら、懐かしい大阪で母とのんびり暮らしたいですね。」

 

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