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施主の本音

「住み開きの空間」創りたい

家は人が育ち、生かされる場所

 

s-m-DSC01729阪急沿線の閑散な住宅地に建つM邸。今年5月末にリノベーションを完成されたと聞き、伺った。「我が家は築22年の建売住宅で、一度も手を入れないままでした。子どもが巣立ち、使い勝手のよくない自宅での一人暮らしに不安を覚え、マンション住まいを検討したんです。でもドアを閉めると完全に遮断され、一人ぼっちになりますよね。馴染みのある住み慣れたところがいいと思い、建て替えを考えました。

 

昨年6月に民家さんに自宅の診断をお願いしたら、まだまだ使えますよということで、リノベーションを決意したんです」とMさん。1階はトイレと階段の位置をずらし、壁を取り除いて大きなリビングを設え、通風と採光のよい間取りが実現。床にはむくのスギ板を張り、壁はエコクロス(1面だけ漆喰の塗り壁・そよ風を塗布)、2階は階段に続く廊下とMさんの寝室のみ、床にスギ板を張った。

 

s-P1110185「予算の兼ね合いで我慢できるところはそのままに。寝室のクロスは替えない予定でしたが窓を使いやすくしたので、民家さんの心遣いでその周辺は新しいクロスで補修していただきました。1階の壁も予算の関係で下地の構造を壊さずにクロスを張る予定でしたが、水回りの位置を変えるためベタ基礎だった土間にコンクリート工事を施すことになり、壁をさわることに。そしたら壁の雨染みが見つかり、根源は雨漏りでした。建ったときからの雨漏りで、その部分はプロの仕上げではなかったとか。基礎こそしっかり見ないといけませんね。」

 

Mさんは工事中自宅を離れて仮住まいをされたが、近所の方がよく工事を見ておられた。

s-P1110184 「大工さん、ええ仕事してはるとか、よその新築はあっという間に建ったがここは丁寧やと驚かれました。建売住宅は買ったとたんに工務店との関係が切れましたが、民家さんとは一緒に家を造ったという思いが共有でき、これからもお付き合いが続きそうで嬉しいです。家は単なる箱ではなく、人が育ち、生かされる場所だということを学びました。ご近所やお友達に気軽に寄ってもらえるような、住み開きの空間を創っていきたいものです。」

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