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施主の本音

「終の棲家へ」リフォーム

築20年 建てたときから”満足”

邸宅が点在する六甲山の麓。今回ご登場のMさんご夫婦は、協会の竹中前理事長が最後に関わったお施主さんで、20年ぶりに建物のメンテナンス&リフォームのご依頼をいただいた。

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「協会さんとの出会いはかれこれ21年前ですよ。新聞で住宅セミナーの案内を見て、ぷらっと夫婦2人で行ってみたんです。竹中さんの木造住宅に対する考えを聞き、とても納得できたというか…まあハマってしまったんでしょうね(笑)。それが平成6年の2月。4月には設計のプランが完成していました。私は長い廊下のある家に住みたかったので、設計のときは廊下、廊下と言っていたように思います(笑)。建坪が増えてロスかもしれませんが、廊下で仕切られていると気持ちの切り替えができるでしょ。この応接間もリビングと長い廊下でつながっているので、離れのような感じがします。ちょっとしたリスニングルームですよ。」とご主人。

 

 

住まいはクリスマスの頃に完成したが、翌年の1月17日、あの阪神淡路大震災が発生し、阪神地区は未曾有の被害に遭った。

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「ぼちぼち引越しの準備をしていた矢先の震災でした。協会のみなさんはうちの家が地震で潰れたのではないかと随分心配してくださいましたが、聚楽壁と漆喰が少し落ちただけで、それ以外の被害は気にならない程度。この辺は地盤が固かったのが幸いしたんでしょう」

 

この20年間の住み心地を伺うと「それは気持ちいい家ですよ。うちの母は来るたびに、この家は気持ちいいなあって言っていました。それと国産材の家のいいところはあまり掃除をしなくてもいいこと。自然素材のせいなのか、ホコリがつきにくいのがうれしいですね(笑)」と奥さま。

 

 

「建てたときから満足しています。20年間、外壁も内壁も問題なく、たまに私が木製ベランダに防腐剤を塗るぐらい。今回は終の棲家を意識し、メンテナンスと一部リフォームをお願いしました」

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その内容とは、屋根の修繕、外壁の塗装、ベランダの改修、浴槽の入れ替えなど。

「瓦の締め直しと一部瓦の取り替え、ベランダは傷んでいる箇所の取り替えと塗装、ヒノキの浴槽に少しカビが生えていたので、高野槙の浴槽と取り替えました。浴室の照明を増やしたので明るくなりました。こちらが言わずとも、当初から床はバリアフリーにしてあるので、今になってみればありがたいですね。竹中さんにお願いしてよかったと思います」(ご主人)。

 

建物を囲うような塀はなく、3本の杉が通りに面して植わっているだけ。だが、このバランスが実にいい。のびやかさと品の良さがただようM邸の表情が誇らしく見えた。

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