民家は、日本の木と日本の技術を使った地産地消の木造住宅を建てる建築事務所です。

株式会社 建築士事務所 民家

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快適に暮らす

土壁

身体にとって心地よいことは、住まいにとってもやさしい。
梅雨を過ごした後、実際に住まわれている殆どの方が、改めてその快適さを実感されています。
無垢材(無垢板)や杉板パネルを利用した湿気を呼ばない押入れなど、木の使い方はもちろん、いろんな種類の珪藻土や漆喰(しっくい)による土壁(塗り壁)で、夏の蒸し暑さと冬場の結露を解消します。

土は木と同様、古くから日本人の身近にあった素材です。その素材を昔の人は壁に使いました。 竹を編んだ小舞の上に、幾重にも土を重ねてゆく…その土は、外からの冷気を防ぎ、今ではその断熱効果が高く評価されるほどの優れた知恵と技です。
しかし、手間のかかる作業と高度な技ゆえに、だんだん後継者も少なくなり、今、土壁を採用する住まい造りは激減しています。

土壁の工程

土壁の工程-1-柱と柱の間に、3本の貫(ヌキ)と呼ばれる板材を横にわたします。

次の工程

土壁の工程-2-貫にシェロ縄を使って、割り竹を格子状に編んでゆきます。これが竹小舞です。

土壁の工程-2- 竹小舞の様子

次の工程

土壁の工程-3-その上に土を塗り重ねてゆきます。まず、粘りの強い土とスサをまぜたもの(荒壁土)を小舞の間に押し込むように塗ってゆきます。

土壁の工程-3- 小舞の間に土を塗り重ねていく様子

次の工程

土壁の工程-4-乾いたら、裏からも同じように荒壁土を塗ります。これを裏返し塗りと言います。

次の工程

土壁の工程-5-十分に乾燥させ、土が割れてきた頃に、2度目の土を塗ります。これを中塗りと言います。 中塗り用には、短く細いスサと土より細かい富調合の材を使います。(時にはこれを仕上げとします)

土壁の工程-5- 中塗りの様子

次の工程

土壁の工程-6- 最後に表面の保護として漆喰や板などを貼って仕上げます。

土壁の工程-6- 仕上り後の土壁の様子

土壁体験

土壁体験の様子

左官技術を絶やさないために…
「隙間風が入ったらあんたのせいやからね(笑)」
お施主さんご夫妻のやり取りに、参加者の笑顔がこぼれます。
お施主さんご家族、さらに一般参加者が、左官屋さんの指導の元、初めてのコテを手に、思い思いに土を塗りました。
大人も子供も、土と触れる心地よさ、香り、土壁の空間の清々しさを体感できた一日でした。
「ここが私の塗った場所」…住まい造りに参加することで、より一層住まいへの愛着が沸きます。 私達が住まい造りを通じて伝えたい「住育」がそこにあります。
お施主さん参加の、土壁やケイソウ土の塗り体験も行っています。

土壁体験の様子

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